花田春兆について

花田春兆(はなだ しゅんちょう、本名:政國・まさくに)

俳人・作家・障害者研究家。

1925年(大正14年)10月22日、大阪府に生まれる。

祖父は花田満之助(みつのすけ)・海軍大佐・鉱業家、父は花田政春・横浜税関長・大蔵省専売局長官。

長く東京都港区に在住し、電動車椅子入手後は、港区立中央図書館、港区立三田図書館、障害者福祉会館等を単独で走り回った。

2017年(平成29年)5月13日(土曜日)午後2時39分、世田谷記念病院で逝去(享年91歳)。

 

年譜

1939      3月 東京市立光明学校(現・都立光明学園)卒業

1947      『しののめ』創刊。

1954      俳誌『萬緑』に参加し、中村草田男に師事。

1958      『萬緑』新人賞を受賞

1962      『しののめ』47号「特集 安楽死をめぐって」。『しののめ』の歴史の中で唯一の刷り増し。

1963      俳人協会全国大会で大会賞を受賞。また『萬緑』賞受賞

1965      下島裕子と結婚。その後、二人の子ども(姉弟)に恵まれる

1969      「走る福祉展しののめ号」実現(11/7~11./13 小田急の新宿―江の島間)

1971      身体障害者団体定期刊行物協会を結成し、低料第三種郵便を勝ち取る。

1974      半生記『いくつになったら歩けるの』を刊行

港区障害児・者の豊かな生活をすすめる会が発足し、会長となる。

1975      『鬼気の人ー俳人富田木歩の人と作品』を、障害者史シリーズの第一弾として刊行する。

朝日新聞厚生事業団より、アメリカ製電動車イスの贈呈を受ける。

1976      昨年開館したばかりの東京都障害者福祉会館で『しののめ』読書会を定期的に開くようになる。

1979      句文集『折れたクレヨン・私の身障歳時記』刊行

1980      国際障害者年日本推進協議会(現・日本障害者協議会)副代表となる。

1981      国際障害者年記念総理大臣表彰を受ける。

「共に生きる歌と踊りの集い」が始まり、実行委員長となる(~現在まで続く)。

国際会議への参加、視察などで、ヨーロッパを回る。

1982      総理府障害対策推進本部(現・内閣府障害者施策推進本部)参与

1990      国際会議で中国へ。

来日中の物理学者ホーキング博士とコミュニケーション機器トーキングエイドの縁で談話

1989      大喪の礼に参列

1991      ミスタードーナッツ研修団長として、アメリカへ。

『リハビリテーション』誌に「蟹の足音」連載開始(現在も続く)

花田春兆作「殿上の杖」を盲人向け有線放送で朗読作品に

江戸の研究者田中優子先生(現・法政大学総長)と琵琶湖で対談。

1992      『殿上の杖』が日曜のNHKラジオ名作座で放送

ビデオ『エビス曼陀羅』を製作

1994      会議出席のためフィリピン、マニラへ。ビデオ『エビス曼陀羅』上映

1995      朝日社会福祉賞受賞

1996      テレビ東京の深夜番組『遊人』に出演

1997      会議出席のためアメリカ、ミネソタへ ビデオ『エビス曼陀羅』上映

城西国際大学専任講師となる。ビデオ『エビス曼陀羅』も教材に

1998      『アエラ』「現代の肖像」に登場

2000      港区の特養に入所。陶芸クラブに参加して活動。やがて陶俳画を創作

東京タワーで点字物語天の尺(あまのじゃく)の公募作品の審査員長となる。

2001      都立障害者会館が所蔵する全国の団体機関誌を守る一環として「しののめミニ通信」を発行

奈良にて「三世代交流作品展」に参加。東大寺にて句会

2002      喜寿記念陶俳画展を赤坂いちょう画廊にて開催

『日本文学のなかの障害者像 近現代編』刊行

2004      『支援費風雲録ーストップ・ザ・介護保険統合』で高齢障害者問題に一石

2005      「花田春兆と山梨の仲間展」

2006      春の園遊会に参列

2007      銀座のギャラリー悠玄での「スキをカタチに」展で陶俳画を出品/銀座スワンカフェで句集「喜憂刻々」刊行記念陶俳画展”

2009      特養職員とのコラボカレンダー登場

NHK教育テレビの「こころの時代」で「天邪鬼よ出て遊べ」放映

東大寺旅行で邪鬼とご対面。大阪では金満里さんと対談「天の邪鬼かく闘えり」

2010      明学のボランティアと俳句ワークショップ

月刊『厨房』にて陶俳画の連載を開始

2011      港区高輪にて「花田春兆 陶俳画作品展」

2012      光明80周年で挨拶

2014      光明アカデミー(光明特別支援学校公開講座)俳句の講師を務める。

2015      NHK戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか 2015年度「未来への選択」第6回 障害者福祉~共に暮らせる社会を求めて~

    ヤマト福祉財団小倉昌男賞特別賞受賞

2016      句集『まほろばーヤマト福祉財団小倉昌男賞受賞者を讃えて』刊行

2017      萬緑3月終刊号まで継続的に自身の句の掲載を続けた。

 

役職など

内閣府障害者施策推進本部参与

国際障害者年日本推進協議会(現・日本障害者協議会)副代表

日本障害者協議会顧問

公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会評議員

特定非営利活動法人風の子会会長、他